食の安心・安全情報 食中毒情報

2017/10/24

食の安全・安心情報を1件お知らせ致します。(大阪府 食の安全推進課より抜粋)

 

2017/10/20

腸管毒素原性大腸菌O25による食中毒が発生しました
大阪府内の認定こども園で、園内で調理された給食を原因とした腸管毒素原性大腸菌による食中毒が発生しました。


大腸菌はヒトや動物の腸管に存在する菌ですが、一部の大腸菌はヒトに対して下痢などの症状を引き起こします。
これらは総称して下痢原性(病原)大腸菌と呼ばれています。
下痢原性大腸菌には腸管毒素原性大腸菌、腸管病原性大腸菌や腸管出血性大腸菌などがあります。


<腸管毒素原性大腸菌について>
・主症状は水様性下痢、嘔吐です。
・感染してから発症するまでの潜伏期間は、12時間から72時間です。
・乳幼児や高齢者など抵抗力の弱い方が感染すると重症化することがあり、特に乳幼児の場合は脱水症状に陥ることがあります。


食中毒を防ぐために、次の3点を必ず守りましょう!
1.調理の前後、トイレの後、食事の前などは、石けんを十分に泡立てて流水で手をしっかりと洗う。
2.食品の加熱調理は中心部まで十分に行う。(75℃、1分以上)
3.調理後の食品はすみやかに食べる。