食の安心・安全情報 貝毒について

2017/04/21

食の安全・安心情報を1件お知らせ致します。(大阪府 食の安全推進課より抜粋)

 

2017/04/21

引き続き、大阪府海岸の天然アサリをとって食べないで
 「先週に引き続き、4月18日大阪府海岸で採取されたアサリ並びに4月20日大阪府海域で漁獲されたアカガイ及びトリガイから、国の定める規制値(4マウスユニット/g)を超える麻痺性貝毒が検出されました。淀川下流部で採取されたシジミについては、今回規制値を下回りましたが、3週連続で規制値以下となるまで、安全性は確認されません。
 天然アサリやシジミ等の二枚貝(一般に食べられていないムラサキイガイやカキ等を含む)をとって食べないようお願いいたします。
 毒を蓄積した二枚貝を食べると舌や唇、手指などがしびれ、重症の場合、死に至る恐れがあります。
 万一、症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診してください。


 現在オープンしている二色の浜潮干狩り場(貝塚市)、箱作潮干狩り場(阪南市)及び淡輪潮干狩り場(岬町)では、潮干狩り用と持ち帰り用のアサリを区別し、来場者には安全なアサリを持ち帰っていただくなどの安全対策が講じられています。
潮干狩り場では、とったアサリと安全な持ち帰り用のアサリを区別してお楽しみください。


 大阪府海域で漁獲されたアカガイ及びトリガイ並びに淀川下流部で漁獲されたシジミについては、大阪府の漁業関係者等に対し、自主回収及び出荷の自主規制を要請しており、現在、市場には流通しておりません。
 (本府ではアサリは漁獲対象ではないので、市場には流通していません。)」とのことです。

 


【検査結果及び検体採取場所】
 アサリ  男里川河口(阪南市):19.3マウスユニット/g
 シジミ  淀川下流部: 2.6マウスユニット/g (規制値以下:1回目)
 アカガイ 大阪府海域: 22マウスユニット/g
 トリガイ 大阪府海域: 35マウスユニット/g
(1マウスユニット=体重20gのマウスを15分で死亡させる毒量)


【検体採取日】
 アサリ・シジミ:平成29年4月18日
 アカガイ・トリガイ:平成29年4月20日