食の安心・安全情報 食中毒情報

2017/02/28

食の安全・安心情報を1件お知らせ致します。(大阪府 食の安全推進課より抜粋)

 

2017/02/25

ノロウイルス食中毒の発生が続いています
大阪府内の飲食店が調製した弁当を原因とするノロウイルス食中毒が発生しました。
ノロウイルス食中毒が発生する主な原因は、調理を行う人の手指を介して食品にノロウイルスを付けることです。
ノロウイルスは感染力が強く、少しの量で食中毒を起こすため、調理人が一度に扱う食品の量が多いほど、大規模な食中毒につながります。最近では、和歌山県や東京都で学校給食を原因とする大規模なノロウイルス食中毒が発生しています。

ノロウイルス食中毒を防ぐためには、『食中毒予防の三原則』の「つけない」ことが重要です。調理の前やトイレの後、食事の前には石けんを使ってていねいに手を洗うこと、体調がすぐれない場合は食品や食器に直接触れないようにすること、調理器具の洗浄・消毒を励行することで、ノロウイルスを食品に付けないようにしましょう。

<ノロウイルスについて>
・感染力が強く、少量のウイルス(100個以下)を摂取するだけでも発症します
・主症状は腹痛、下痢、おう吐、発熱です
・感染してから発症するまでの潜伏期間は平均1日から2日です
・乳幼児や高齢者など抵抗力の弱い方が感染すると重症化することもあります