食の安心・安全情報 食中毒情報

2016/10/31

食の安全・安心情報を1件お知らせ致します。(大阪府 食の安全推進課より抜粋)

 

2016/10/28

■加熱にも耐えられる?~ウェルシュ菌食中毒にご注意!

大阪府内の施設でウェルシュ菌を原因とする食中毒が発生しました。

 

<ウェルシュ菌について>
人や動物の腸管に常在している菌で、土壌や下水など環境中にも広く存在しています。また、酸素が少ない状態を好みます。
この菌は、食品を加熱することで食品中の酸素が少なくなった後、食品の温度が菌の発育に適した温度帯まで下がったとき急速に増殖し、その際に熱に強い殻(芽胞)を作ります。

 

<原因食品となりやすいもの>
カレー、スープ、シチューなど一度に多くの量を調理して、作り置きしやすいもの。

 

<症状>
食べてから発症するまで6時間から18時間と比較的短く、その主な症状は下痢や腹痛です。
多くは1日から2日で回復します。

 

<予防方法>
○加熱調理した食品はなるべく早めに食べる
○大量に調理する際はよくかき混ぜ、均等に加熱する
○加熱調理した食品を保存する場合は、小分けしてから急速に冷ます(3時間以内に20℃以下に下げましょう)

 

詳細情報は大阪府のホームページの、食中毒は熱に強い?-セレウス菌、ウェルシュ菌食中毒についてのページをご覧ください。