食の安心・安全情報 食中毒情報

2016/11/07

食の安全・安心情報を1件お知らせ致します。(大阪府 食の安全推進課より抜粋)

 

2016/11/02

■腸管出血性大腸菌食中毒にご注意!

神奈川県において「冷凍メンチカツ」を原因とする腸管出血性大腸菌O157による食中毒疑い事案が発生しました。
 冷凍品であっても製造時に加熱されていないものは食中毒菌が残っていることがあります。特にミンチ肉等を使った食品は、中心部に菌が残っている可能性が高いので注意が必要です。
 
 食中毒を防ぐため、次のことに注意してください。
・冷凍品を調理する場合は、中心部まで十分に加熱する(中心部を75℃1分間以上)
・調理前、トイレの後、食事の前などには石けんを使ってしっかり手を洗う
・野菜類にも食中毒菌がついている可能性があるため、サラダなど生食用のメニューを調理する場合は、食材を十 分に洗浄し、大量に調理する時など、必要に応じ消毒する
 

※腸管出血性大腸菌とは?
 牛などの家畜や人の腸管に存在する菌で、糞便と共に排出されます。菌に汚染された食品や飲み水が食中毒の原因となります。
 食べてから3~8日後に腹痛、下痢、発熱等の症状がみられ、重篤化するとHUS(溶血性尿毒症症候群)などの合併症を引き起こし、死に至ることもあります。
 また、感染者の糞便を介して、人から人へ感染が広がっていくことがあります。